Akashic Records

アカシックレコード(宇宙意識の蔵、ライブラリー、アーカイブって感じの概念)について調べていたら、弘法大師空海の、虚空求聞持法にたどり着きました。

真言密教では、物質の構成要素として、地、水、火、風の物質性を考え、そこに重々無尽(融通無碍)に浸透している、虚空(空、エーテル、氣)を考えました(五大)。

空海は、その虚空の空間に入ると、「五大に響きあり、十界に言語を具す(物質と精神には響きがあって、それぞれに言葉を用意している。声字実相義)」、「創造の波動として、宇宙に鳴り響いている宇宙原音に意識を合わせた行者は、その音を直ちに自分の理解できる言葉として聞くことができる」と、述べています。

宇宙原音に意識を合わせるためのおまじない(言葉)とは、、、

虚空蔵菩薩の真言

「ノウボウアキャシャギャラバヤオンアリキャマリボリソワカ」

虚空蔵菩薩は、無限にして無辺、同時に全宇宙にあまねく、福徳と智慧とを蔵する菩薩といわれています。

「ノウ ボウ アキャシャ」は「虚空蔵菩薩に帰依します」、「ギャラバヤ オン アリキャ マリボリ」は「無限の叡智と無尽蔵の富」、「ソワカ」は「成就する、達成する」という意味だそうです。

「虚空蔵菩薩(=アカシックレコード)に帰依してつながれば、無限の叡智と無尽蔵の富を達成することができるので、私はそれを心から祈念します」

「ナウ ボゥ アキャシャ ギャラバヤ オン アリキャ マリボリ ソワカ」

この真言を、50〜100日間で100万回唱えるのが虚空求聞持法です。

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