Oneness

一年の計は元旦にあり。

今年のテーマは「自然」。

「自然」と書いて、
「じねん」と読みます。

自と他を区別しない意識の状態。

自も他もない状態。
ただそこに世界があり、
己も含めて、ひとつの世界。

自らの生命力により、
生成し、変化し、発展し、
そして、進化していく状態。
それが自然(じねん)です。

世界のすべてが生命であり、自分もその大いなる生命の一部だという捉え方を、日本では「山川草木悉皆仏性(さんせんそうもくしっかいぶっしょう)」と言うそうですね。

日本には、自他の区別のない、自他一体や自他一如といった考え方が、根本にあるのでしょう。人間と自然、人工と自然を分けるといった、二項対立的な発想は、日本にはもともとなかったのですよね。

自と他を分け、人間と自然を分け、「地球にもっと優しく」とか「環境を大切に」といった、人類中心主義の二項対立的な発想、操作主義的な発想では、本当の意味で、地球環境問題を克服する日は訪れないと思います。

自分を広げていくと、
人間と自然が一体となり、
自らが然るべき状態になるとしたら、
皆さんは、どんな状態にありたいですか?
皆さんは、どんな姿がイメージできますか?

自分と他人(ライバル)、自社と(競合)他社、自国と敵国、、、
これからも続けますか?

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。